新年のご挨拶
日頃よりフードバンク埼玉の活動に
ご理解とご協力を賜り誠にありがとうございます。
東日本大震災時の避難者支援を契機に始まった
フードバンク埼玉の活動も今年で14年目を迎えます。
14年間に様々なことがありました。
東日本大震災では、福島県から埼玉県への避難者は
自主避難者も含めると一時7500人にものぼり、
生活再建や帰還支援も含めて支援を行いました。
世界中を襲ったパンデミックでは、
経済活動が止まったことで困窮する方が爆発的に増えた一方で、
活動制限下での支援は困難を極めました。
常に困難な状況下でも、多くの方からの寄付、
そして、食糧を提供してくださる企業・自治体があり、
どうにか活動を継続することができました。
私たちの日々をお支え頂いた皆さまに改めてお礼を申し上げます。
その他にもこの14年間で変わったことがあります。
活動当初の年間取扱量は20トン程度だったものが、
今年度は130トンを超え、私たちの活動規模は年々拡大しています。
そのため、
フードバンク埼玉は設立以来の帰路に立たされています
ヒト、モノ、カネの課題を抱えており、
運営体制を越える規模をどう適正化していくか、
それが来年度に解決すべき課題です。
今年の干支は、乙巳(きのとみ)
新しい挑戦や変化に対して前向きな姿勢を示す年
ともされています。
引き続き皆さまからのご理解・ご協力を頂き、
フードバンク活動の継続にお力添え頂きますよう
心よりお願い申し上げます。
本年もフードバンク埼玉を宜しくお願い致します。